栃木県 矢板市で 子育て支援アプリ「やいたぐるみ」提供開始し、伴走型相談支援の強化へ

栃木県 矢板市と子育て支援

栃木県の北東部に位置する矢板市は、約20万株のレンゲツツジの群生が見られる「八方ヶ原大間々台」や、キャンプ・渓流釣り・ハイキングなどが楽しめる「県民の森」、日本の都市公園100選に選ばれた「長峰公園」など、四季を通じて美しい自然とふれあえるまちです。

やいた子ども未来プランでは、基本理念に「子ども、親、地域 みんなでつくる子育て支援のまち 矢板」を掲げ、さまざまな子育て支援を実施しています。
2023年よりスタートした 妊娠中の方・ご出産された方に各5万円を給付する「出産・子育て応援ギフト」、第2子以降のお子さん お一人につき3万円の誕生お祝い金を市独自で支給する「やいたみらいっ子誕生祝金」、18歳(高校3年生相当)までの医療費を助成する「こども医療費助成制度」、お母さんとお子さんが宿泊型・デイサービス型・訪問型でケアを受けることができる「矢板市産後ケア事業」など、子育て世代の経済的・心理的負担を軽減し、安心して子育てができる取り組みを行っています。

子育て支援アプリ「子育てモバイル」導入の経緯

妊婦・子育て家庭に寄り添う「伴走型相談支援」のより一層の充実を図るため、近隣自治体(さくら市)を含む栃木県内8自治体でも取り入れられている子育て支援アプリ「子育てモバイル」を導入する運びとなりました。矢板市オリジナルのデザインを施し、「やいたぐるみ」として提供いたします。

今後は、育児教室・助産師への相談等の「オンライン予約機能」のほか、矢板市からのお知らせを月齢・年齢にあわせてタイムリーに受信できる「メール配信・プッシュ機能」、成長グラフや乳幼児健診の記録など母子手帳の内容をマイページに記録できる「電子母子手帳 機能」、予防接種漏れや接種間隔ミスを防ぐことができる「予防接種AIスケジューラー」、複数言語に対応する「多言語翻訳機能」など、ICTを活用した子育て世代への継続的なサポートを実現します。

今後、スマートフォンで妊娠期8ヶ月面談等ができる「オンライン面談機能」の追加も予定しており、その他機能・サービス拡張も視野に入れて 順次取り組んでまいります。

栃木県 矢板市からのコメント

栃木県 矢板市 森島 武芳 市長より
矢板市では、「明るい未来を実感できるまち」となるよう、さまざまな子育て支援を実施しています。この度、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援の一環として、タイムリーな情報発信や、子育て世代の多様化するニーズに対応するため、子育て支援アプリ(やいたぐるみ)の運用を開始しました。矢板市デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進すべく、ICTを上手く活用しながら、子育て情報にアクセスしやすい環境づくりに取り組んでまいります。このアプリが皆様のお役に立てれば嬉しく思います。

「やいたぐるみ」概要

「おくるみに包むように大切に、地域ぐるみで子育てをしていく」という想いを込めて「やいたぐるみ」と命名しました。トップページには、矢板市のキャラクター「ともなりくん」がおくるみに包まれた赤ちゃんを抱っこして登場。また、「樹上完熟」と「地域直売」が特徴の矢板のりんごをイラストに入れるなど、矢板市らしさが詰まった こだわりのデザインでお届けします。

ダウンロード方法

お問い合わせ先(矢板市にお住まいの方)

矢板市 子ども課 TEL:0287-44-3600

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