ミラボ、栃木県 宇都宮市と 「mila-e 予防接種」を活用した予防接種アプリの開発に係る連携協定を締結

連携協定締結の背景

予防接種については、国においてマイナンバーを活用した市民・医療機関・自治体間での情報連携を行うことで、住民の利便性向上、自治体・医療機関の業務効率化を図る「予防接種事務のデジタル化 *」を将来的に全国で実施する予定であります。

このような中、宇都宮市においては、より円滑で利便性の高い予防接種手続きの仕組みを構築するため、ミラボが開発するデジタル予診票サービス「mila-e 予防接種」を活用し、高齢者も含めた誰もが使いやすく、利便性・視認性に優れた予防接種アプリの開発に取り組むことを目的として、本協定を締結する運びとなりました。

*厚生労働省:予防接種事務のデジタル化について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/digital.html

本協定の取り組み

・高齢者を含めた誰もが使いやすく、簡便にデジタル予診票を作成できる「予防接種アプリ」の開発
・「予防接種アプリ」を用いた実証実験

まずは 乳幼児予防接種において 令和7年度内の実証実験を予定しており、市内の一部医療機関にご協力いただき 実際にこどもの予防接種に訪れる保護者の方々を対象にデジタル予診票をご利用いただき、ご意見を反映させてアップデートを行う予定です。

令和10年度には、高齢者の定期予防接種での導入やマイナンバーカードの活用等も予定しており、段階的に機能拡張を行い、幅広い年齢層に向けたアプリへアップデートを重ねてまいります。

栃木県 宇都宮市 佐藤 栄一 市長 挨拶

宇都宮市では、スーパースマートシティの実現に向けて「宇都宮市デジタル共創未来都市ビジョン」を掲げ、地域社会全体のデジタル化や本市のより良い未来の共創を進めており、子どもから高齢者まで 幅広い世代が対象の予防接種がデジタル化されることは非常に有意義なことと考えております。
この度、様々な自治体向けアプリやサービスを提供しており、本市においても障がい者支援アプリ「わく・わくアプリU(ユー)」を導入しているミラボ社と予防接種アプリに係る連携協定を締結できましたことを大変心強く感じています。

デジタル化社会においては、高齢者の方々も含め 誰もがその恩恵を受けることができるようになることが重要であると考えており、そのような社会を実現するため、本協定では 普段あまりスマホやアプリを利用しない方でも使いやすく、予防接種の手続きがスムーズとなるよう、これまでのアプリには無い新しい価値を創り出し、市民サービスの向上につながるサービスとして提供します。

「mila-e(ミライー) 予防接種」について

概要

「mila-e(ミライー) 予防接種」は、予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化するサービスです。
スマートフォン・タブレット・PCを使用し、デジタル予診票の入力・提出や予防接種記録の確認・請求手続きができます。自治体・医療機関・保護者の三者間連携により、予防接種記録をリアルタイムに把握できることで、各者の負担を軽減するだけでなく、接種事故防止や未接種者への迅速なフォローアップに繋げることができます。

経済産業省・厚生労働省の実証実験プロジェクトを経て、「ワクチン接種記録システム」や「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で培った技術をベースにアップデートを重ね、主に乳幼児期の予防接種の現場でご利用いただいております。

導入自治体(抜粋)

・栃木県 足利市:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000068399.html
・栃木県 栃木市:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000068399.html
・岡山県 矢掛町:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000068399.html
・愛媛県 西条市:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000068399.html

mila-e 予防接種は、乳幼児予防接種 デジタル予診票サービスです。 自治体・医療機関・保護者の三者間連携が可能。

導入を検討されている自治体様へ

個別説明会も随時実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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