小学6年生~中学3年生の1分間の入力文字数が50文字以上に!
「第3回全国統一タイピングスキル調査」は、2023年4月1日から2023年7月31日までに実施し、日本全国の児童生徒8,294人が参加しました。入力速度や入力精度などの統計結果が明らかになりました。
第3回のスキル調査では小学6年生と中学全学年で、1分間あたりの日本語の正しい入力文字数が50文字以上との結果が得られました。
入力速度をもとに6段階に級分けを設定した「タイピングスキル指標」(発行元:教育ネット)では、1分間あたりの入力文字数 60文字程度で手書きと同程度の入力速度としており、今回の結果によると手書きと同程度の速度に近づいているということになります。
「第3回 全国統一タイピングスキル調査」概要
・実施期間:2023年4月1日〜2023年7月31日
・実施対象:小学1年生〜中学3年生
・実施人数:アルファベット版 7,088人 / 日本語版 8,294人
・調査方法:クラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用したタイピングスキル調査
第4回 全国統一タイピングスキル調査 : 無料参加自治体・小中学校 募集中!
募集要項
調査実施期間:2023年8月23日~2023年12月31日
調査対象者:小中学生
費用:調査・レポートは無料で実施します。(機材・ネットワーク環境は各校でご用意ください)
実施の流れ
1.お申込み
2.タイピング調査実施日決定
3.自治体内の全小中学校で実施
4.2種類の結果をフィードバック
・「地域全体」「学校別」「学年別」/全体比(らっこたん内で即日確認)
・タイピングスキル調査結果レポート(後日送付予定)
本調査の詳細・お申し込みについて
https://edu-net.co.jp/rakkotan_event_01
もしくは、株式会社ミラボ らっこたん担当(03-6821-8600)までご連絡ください。
クラウド型デジタルAI教材「らっこたん」とは
概要
らっこたんとは、「株式会社 教育ネット」と「株式会社 ミラボ」が共同で開発している、情報活用能力を身につけることができるクラウド型デジタル教材です。AIを活用して、タイピングや情報活用に伴う基本的な知識を効率的に習得することができます。
特にタイピングでは、9年間の学習状況を教員がリアルタイムで確認できるため、効率的な指導が可能になります。
また、子どもたちが楽しく続けられる工夫もあり、日々の学習の中でタイピングスキルを始めとした情報活用能力を身につけることを目的としています。
主な機能と身につくスキル
・タイピング練習(タイピングスキル)
タイピング練習を通じて、学習の基盤となる能力として重要なタイピングスキルを楽しみながら 身につけることができます。教科と連携した練習コンテンツで、子どもたちは学習しながらタイピングスキルを伸ばすことを目的としています。また、独自のAIシステムで各個人の間違えやすい問題の再出題や学習状況の記録ができます。
・クイズ(情報活用能力全般)
情報モラル・セキュリティを始めとした、情報活用に必要な基本的な知識を学ぶことができます。
情報収集の方法(インタビューやグラフの読み取り方)や情報発信の仕方(発表の際の注意点やWeb等で発信する際の注意点)なども、クイズ形式で楽しく学ぶことができます。
※学習指導要領・情報活用能力の体系表例に対応
開発背景
文部科学省のGIGAスクール構想の推進により、小学校と中学校で1人1台の学習用情報端末(パソコンやタブレットなど)が整備されました。端末を活用した学習を進めるにあたって、従来の「読み」「書き」と同様に『タイピングスキル』の習得が、重要視されています。
しかしながら、授業内でタイピングの練習時間を確保することが難しく、また学校・教員が個人のスキルや学習状況を9年間の体系的なデータとして把握できないといった課題があります。
このような課題を解決するために、独自のAIシステムを持つ「株式会社 ミラボ」と、学校現場に向けた情報モラルやプログラミング教材を得意とする「株式会社 教育ネット」が共同で、教育現場のニーズに基づく「らっこたん」を開発いたしました。