2023年10月2日

岡山県 矢掛町で、乳幼児期の予防接種に関する手続きをデジタル化する「mila-e 予防接種」のトライアル導入が決定


ミラボが開発する、乳幼児期の予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化する「mila-e(ミライー) 予防接種」の、岡山県 矢掛町へのトライアル導入が決定し、2023年10月より順次運用を開始します。

「mila-e 予防接種」導入の背景

矢掛町では、これまで予診票の記入や請求処理までの手続きを紙ベースで行っており、予診票記入の手間や記入誤り、接種完了から接種情報の入力までのタイムラグが発生するなど、複数の課題がありました。

そこで、乳幼児期の予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化する「mila-e 予防接種」をトライアル導入し、2023年10月1日より こどものインフルエンザ予防接種者を対象に一部医療機関で運用を開始しました。

今後、「mila-e 予防接種」を導入することで、保護者はスマートフォンから予診票の入力や提出ができ、医療機関・自治体はオンライン上で予防接種記録の確認や請求書の出力が可能となります。今回のトライアル導入を経て、医療機関や保護者の声に耳を傾け、対象ワクチンの範囲拡大などの目標も視野に入れながら、本格的な運用に向けて検討を進めていきます。

岡山県矢掛町からのコメント

岡山県 矢掛町 山岡 敦 町長より
矢掛町では、自治体のDX化を推進しており、この度、株式会社ミラボ様のご協力のもと、「mila-e予防接種」により、1歳~18歳の方のインフルエンザ予防接種のデジタル予診票を試験導入します。
現在わが町では、子どものインフルエンザ予防接種について、接種1回あたり1,500円の費用助成を行っています。今回導入の本システムによって、保護者の予診票記入等の負担軽減や医療機関の方の業務負担軽減、自治体のペーパーレス・DX化の取組にも繋げていきたいと思います。
「子どもの健康第一主義」を掲げ、これからも子どもの健康生活の支援、子育て支援に努めてまいります。

「mila-e(ミライー) 予防接種」(旧:e-VACCINE)について 

■概要
「mila-e(ミライー) 予防接種」は、予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化するサービスです。
スマートフォン・タブレット・PCを使用し、デジタル予診票の入力・提出や予防接種記録の確認・請求手続きができます。自治体・医療機関・保護者の三者間連携により、予防接種記録をリアルタイムに把握できることで、各者の負担を軽減するだけでなく、接種事故防止や未接種者への迅速なフォローアップに繋げることができます。

経済産業省・厚生労働省の実証実験プロジェクトを経て、「ワクチン接種記録システム」や「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で培った技術をベースにアップデートを重ね、主に乳幼児期の予防接種の現場でご利用いただいております。

■サービスリニューアルについて
これまでは「e-VACCINE(イーワクチン)」の名称で提供してまいりましたが、この度サービスリニューアルし、2023年4月より「mila-e(ミライー)予防接種」として提供する運びとなりました。
また、画面デザインや機能もアップデートし、子育て世代の他にも医療従事者や自治体職員など様々な環境・年代の方が利用することを考慮し、必要な情報を素早く見つけることができるシンプルなデザインとより直感的でやさしい操作性でお届けします。

「mila-e 予防接種」導入を検討されている自治体様へ

個別説明会も随時実施しておりますので、お気軽にお問合せください。

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