神奈川県 茅ヶ崎市で 障害者支援アプリ「ちがさき障がい者支援アプリ」の提供を開始しました!
ミラボが開発する「障害者支援アプリ」が、神奈川県茅ヶ崎市に導入され、「ちがさき障がい者支援アプリ」として、2023年1月24日より提供を開始しました。
「障害者支援アプリ」とは
「障害者支援アプリ」は、自治体からのお知らせ配信・オンライン予約・デジタル障害者手帳「ミライロID」連携など、障害者支援に関わる様々な機能を備えた自治体向けサービスです。
対象者を絞り込み配信する「お知らせ配信」や、各自治体の既存ルールや条件に合わせた「オンライン予約」など、これまでアナログで行っていたサービスをデジタル化することで、利用者である障害のある方や介助者(以下利用者)の利便性向上と共に、サポートをする自治体や支援施設職員の業務効率化を実現します。
「ちがさき障がい者支援アプリ」導入の経緯
同市では、これまで障害福祉に関する様々な取り組みを行ってきましたが、印刷物の郵送やホームページ掲載による情報発信や、電話対応・窓口での対面対応も多く、利用者・支援施設職員ともに手間がかかり非効率な状況でした。
そこで、2022年5月25日に公布・施行された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法 *1」の考えをいち早く取り入れ、障害のある方々が 必要な情報・サービスをいつでも取得できる・利用できる環境を整えるために、同アプリを導入する運びとなりました。
内閣府が推進する「デジタル田園都市国家構想推進交付金 *2」を活用し、ミラボが開発する「障害者支援アプリ」をベースに、同市のニーズに基づいた新機能「障害福祉の案内冊子 デジタル化・絞り込み検索機能」「事業所一覧・空き状況 検索」を備えた、茅ヶ崎市オリジナルアプリとして提供します。
*1:障害者による情報の取得利用・意思疎通に係る施策の推進 障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jouhousyutoku.html
*2:デジタル田園都市国家構想推進交付金
https://www.chisou.go.jp/sousei/about/mirai/policy/policy1.html
「ちがさき障がい者支援アプリ」概要
・一人一人のニーズに合わせた「お知らせ配信」
これまでは 同市ホームページへの掲載や郵送で送付していた自治体からのお知らせを、アプリ内で配信することで、スピーディーな情報提供が可能となります。
また、配信対象者を条件で絞り込むことで、一人一人に合わせた情報をお届けすることができます。利用者は自身に必要な情報を優先して取得できるため、利便性向上につながるとともに、情報が行き届かないことが原因で 利用に繋がりづらい支援施策やイベントなどの認知向上にも繋がります。
・「障がい福祉のあんない」デジタル化・絞り込み検索 *新機能
冊子で配布している「障がい福祉のあんない」内の情報を、対象区分・障がい等級・目次などの条件で絞り込み検索し、特性や目的に応じた情報を簡単に確認することができます。また、同冊子の改訂にあわせて更新するため、最新情報をスマートフォンでいつでも確認できます。
・障害福祉サービス等 「事業所一覧・空き状況 検索」 *新機能
放課後等デイサービス、生活介護、グループホーム等の各施設の情報を、地域・サービス・空き状況などの条件で絞り込み検索し、特性や目的に応じた事業所情報・空き状況を簡単に確認することができます。
・オンライン相談 予約
同アプリより、障がい福祉課での手続きなどに関するオンライン相談の予約ができます。
・オンライン申請 *新機能
同アプリより、手話通訳者・要約筆記者の派遣に関する申請ができます。
・デジタル障害者手帳「ミライロID」連携
同アプリからワンタップで、デジタル障害者手帳「ミライロID」を表示できます。
スマートフォンやタブレットを活用することで、障害者手帳の携帯が便利になります。
・バリアフリーマップ *2023年3月実装予定
公共施設や民間店舗の出入口やトイレなどのバリアフリー情報について、写真と共に確認ができます。
・アンケート *今後実施予定
同アプリ利用者に向けて、定期的にアンケートを実施することができます。