2023年4月12日

栃木県 足利市で、乳幼児期の予防接種に関する手続きをデジタル化する「mila-e 予防接種」のトライアル導入が決定


ミラボが開発する、乳幼児期の予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化する「mila-e(ミライー) 予防接種」が、栃木県足利市へのトライアル導入が決定し、2023年4月より順次運用を開始します。

「mila-e 予防接種」導入の経緯

栃木県足利市では、妊娠・子育て家庭に寄り添った子育てサービスを提供するため、2023年3月より ミラボが開発・提供する 子育て支援アプリ「子育てモバイル」を導入し、「あしかが子育てアプリ(*1)」として提供しております。
今回、同アプリに続いて、乳幼児期の予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化する「mila-e 予防接種」をトライアル導入する運びとなりました。
2023年4月より、麻しん風しん(MR)ワクチン接種者を対象に運用を開始し、将来的には対象ワクチンの範囲拡大も視野に入れております。

足利市では、これまで予診票の記入や請求処理までの手続きを紙ベースで行っており、予診票記入の手間や記入誤り、接種完了から請求処理までのタイムラグが発生するなど、複数の課題がありました。
今後、「mila-e 予防接種」を導入することで、保護者はスマートフォンから予診票の入力や提出ができ、医療機関・自治体はオンライン上で予防接種記録の確認や請求手続きができます。また、「あしかが子育てアプリ」の予防接種AIスケジューラーを活用することで、予防接種漏れや間隔ミスを防ぐことができます。

*1 「あしかが子育てアプリ」について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000068399.html

「mila-e(ミライー) 予防接種」(旧:e-VACCINE)について 

■概要
「mila-e(ミライー) 予防接種」は、予防接種に関する手続きや予診票をデジタル化するサービスです。
スマートフォン・タブレット・PCを使用し、デジタル予診票の入力・提出や予防接種記録の確認・請求手続きができます。自治体・医療機関・保護者の三者間連携により、予防接種記録をリアルタイムに把握できることで、各者の負担を軽減するだけでなく、接種事故防止や未接種者への迅速なフォローアップに繋げることができます。

経済産業省・厚生労働省の実証実験プロジェクトを経て、「ワクチン接種記録システム」や「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」で培った技術をベースにアップデートを重ね、主に乳幼児期の予防接種の現場でご利用いただいております。

■サービスリニューアルについて
これまでは「e-VACCINE(イーワクチン)」の名称で提供してまいりましたが、この度サービスリニューアルし、2023年4月より「mila-e(ミライー)予防接種」として提供する運びとなりました。
また、画面デザインや機能もアップデートし、子育て世代の他にも医療従事者や自治体職員など様々な環境・年代の方が利用することを考慮し、必要な情報を素早く見つけることができるシンプルなデザインとより直感的でやさしい操作性でお届けします。

子育て支援アプリ「子育てモバイル」導入を検討されている自治体様へ

個別説明会も随時実施しておりますので、お気軽にお問合せください。

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